行き当たりばったり

鬱で失職した或阿呆のリアルな日常

いるよ! ウチに!

昨日 晩御飯の支度をしてたら

 

あやめが突然

ばたばたばたーーーっ!

…っとGaucheの足元にやってきて

 

何かに怯えるように明後日のほうを向いて

そわそわしだしたので

 

手を休めて床に座って

「どうしたの?」

と言ったら

 

胡坐をかいてたGaucheの脚に

ぴょん! と飛び乗ってきて

体をぺったり擦り付けて

離れようとしません

 

あやめのあちこちを

見たり調べてみましたが

これと言って変わったところはありません

 

部屋の中も変わった様子もないし…

 

なんとかなだめて

ミーナといっしょに

ご飯を食べさせた後も

 

また膝にぴょん!

ぺったり

 

ずっと離れません

 

なにかよっぽど

怖いことがあったんだね…

なにか居たかい…?

 

何も答えません

 

あやめは勘が鋭い子で

部屋の中でもよく

「何か」の気配を感じては

うー…わん!

と唸ったり吠えたりします

 

新築だけどいろいろなことがあった場所だし

 

何かいるんだろうね

この家には…

 

あらためてそんなことを思いながら

一人は二人と就寝しました

 

そして今朝

 

ミナアヤとお散歩してて

 

あやめもすっかり調子を戻して

ちゃわちゃわしてるのを見ながら

 

いつも通り 元気だね

ゆうべは何かウチにいたのかい?

 

と心の中で思ったら…

 

「いるよ! ウチに!」

 

突然 声が耳に届きました!

 

あやめは女の子ですが

聞こえたのは男の子の声

 

びっくりして周りを見渡すと

十数メートルくらい向こうを

自転車に乗った中学生くらいの

男の子が通っていきました

 

そのほかに人影は全くありません

 

たぶんその男の子が

実際に言った言葉だとは思いますが

 

誰に向けて? 何のため?

 

私に向けて 疑問に答えるためになら

まさにドンピシャの言葉でした

 

ヘミシンクしてると

こういうことがよくあるんですよ(笑)

 

 もともとGauche

聞こえる系のヒトでして

実際に聞こえたと思っても

周りの人には何にも聞こえて

いなかった…

…というのもよくあります

 

今回も実は

あの男の子ではなく

他の「何か」が

言ったのかもしれませんね

 

「いるよ! ウチに!」