世の中
「剣の4」正位置
慌ただしく動いた後に
小休止しているようです
忙しい時期であっても
人間は一定時間休息をとらなければ
体調を崩して心身がまともに働きません
いったん問題をお預けにして
頭の中を空っぽにしてみると
よいでしょう
…↑カードの意味合いを
もう少し深く掘り下げて見ます
ステンドグラスのある部屋の
ベッドのようなところで
剣をわきにおいて
目を瞑って横たわり
胸の上で合掌している剣士と
その剣士の頭と上半身を
刺し貫くかのように
さらに3本の剣が描かれています
剣をわきにおいてあるので
本来の仕事から離れて
休息している…というよりも
休息せざるを得ない状況なのでしょう
身を守るものを手放していて
無防備な上に
危険を示す3本の剣が…
油断大敵です
間違いなく
今のコロナ第3波を表しています
仕事を放棄して休息せざるを得ない…
横たわる剣士は入院して病床にある人…
それでも迫る危険…
手放してはいるものの
本来は守る意味の剣は1本
迫る剣は3本…
このままではキャパシティを
大きく越える患者が出てくることの
暗示のようで恐ろしいです…
とにかく休んで体力を消費しないこと
ステンドグラスの模様は
母親とその子供らしき人物ですので
家庭にいること
これらが救いのキーポイントに
なるでしょう…
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あなたやわたし
ひとりひとりについて
「棒の10」逆位置
これまで抱え込んできたものの
重さに耐えられなくなって
手放すかもしれません
一人じゃ支えきれなくて
途中で不本意ながら投げ出すとか
我慢の限界に達して
これ以上頑張ると
壊れてしまうからやめてしまうようです
…↑さらに掘り下げて見ます
10本の棒の束を抱えて
こちらに背を向けて前屈みで
難儀そうに歩く男性が描かれています
わたしたちは疲弊しているのです
ここで無理をすると
取り返しのつかないことに
なってしまいます
「世の中」でも書きましたが
体力を消費しないことが大切です
あとは精神的な側面でも
経済や先行きの不安から
限界に達していて
もういいや…と
投げやりな気持ちになっている人が
想像以上にたくさんたくさん
いるのです
かくいうGaucheもそのひとりです
言いたくはありませんが
「死」を意識することが
一日のうちに何度も何度もあります
(度胸がないので
死ぬことを実行にはうつせません
ご安心ください)
この際ですからいっそ
全部放り出してしまっても
良いんじゃ無いでしょうか?
Gaucheもこのままですと
遠からず
家も土地も何もかも
失うことになりますが
どこからも誰からも
救いの手はありません
でも生きていれば…
皆さんだってそうです
生きていれば…
人さえ残っていれば…
また新しくなにかを
築き上げて行くことが
出来るのです…
関東大震災のあとの復興
大戦のあとの復興
阪神や東北の震災被害のあとの頑張り
ほかにも…ほかにも…
立ち上がりやり直してきた事実は
枚挙にいとまがありません
まずは生きましょう
すべてを失うことになっても…
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Gauche自身
「棒の2」逆位置
成功しようと思えば
誰でもそれ相応の犠牲を伴います
働きすぎて心身を壊す可能性だって
あるでしょう
二者択一で切ったほうの選択肢に
内心、迷い続けることだってあるのです
背を向けた何かに後ろ髪を引かれるかも
…ははは…
Gaucheは
火災にあい
それによって
愛犬2人と父親を無惨な姿で亡くし
すべてを失い
母親の介護と
火事の後始末
お墓の整備
親家片
もちろん教師としての務め…
精一杯やった挙げ句
心と体を壊してしまい
このタイミングで来た
教員免許更新もままならず
職場を去りました
やめるときは迷いましたよ
頑張って免許を再取得とかね…
でもそれに背を向けて…
後ろ髪ならいまでも
引かれ続けていますよ
大好きな生徒たちに関われた
大好きな仕事だったし…
マドンナ理恵さんもおられたし…
当たりすぎてて
恐ろしいくらいですな…