問題になっていますが
逆に人の心は
寒冷化しているような
気がします
たとえばですが
ミナアヤをお散歩させていて
時間的に通学と被ったときなんか
学生さんたち
ミナアヤの姿を見ても
ほぼ無関心です
先代の
あんず つぼみ ひまわり
この子達を連れて歩くと
特に女の子の学生さんは
こぞって可愛いを連発し
撫でてくれたり
かまってくれたり
したものです
たった数年前のことですよ
小さな命を愛で慈しむ
そういう気持ちが
急速に冷え込んで来ているようで
寂しいとか
悲しいではなく
ちょっと怖いです
あとはネットで
年金問題なんかのページの
コメントが凄い
高齢者は生産能力がなく
国の予算や税金を食い潰すので
安楽死させろ
安楽死の選択を是とする
制度や法律を作れ
おおかたが
こんなふうです
現在の生活や
将来に対する不安が
こんな形で
吹き出して来ているんですね
以前
施設の高齢者を殺害して
世のため人のために
やったことだと言った
もと職員の報道がありましたが
稼げず使えず
ごくつぶしの年寄りは
安楽死させろ
…というのと
根っこは同じですよね？
こう言う考えが
若い世代を中心に
じわじわ広がって
来ているようで
もはや恐怖以外の
何ものでもありません
お年寄りが
悪いのですか？
死ななきゃ
いけないんですか？
もはや長生きはリスクだ
こんなコメントも
散見します
どうやら
お年寄りを責めている
ばかりではなく
上の方でも
書きましたが
自らの未来
将来に
言いようのない
大きな不安感が
のしかかっているのが
わかりますね
国の舵をとる政府には
何とかして
明るい未来が見通せるような
工夫をしていただきたいです
もちろん
お金がすべてでは
ないけれど
経済で成り立っている
社会である以上
明るい未来に
お金は欠かせません
Gaucheはデクノボーですので
難しいことは
よくわかりませんし
妙案なんぞ
あろうはずもなく
おろおろする
ばかりですが
ええと…
｢モエダ エス ヘドンダ
パラ コヘール ハピド｣
…だったかな…
スペルに自信がないので
カタカナで書きましたが
Moeda es redonda para correr rapido.
…だったと思うがなぁ…
｢コインは早く転がるために円いのさ｣
…と言った意味です
これ なんだかわかります？
ブラジルのことわざなんですが
日本風に言えば
｢金は天下の回りもの｣
という意味になるのかな？
すべての経済理論を
たった一言で
シンプルに言い当てて
いるような気がします
やっぱりお金は
回さないといけません
高齢者は
生産能力がなく
お金を消費する存在
否定はできません
ならば年金などで
高齢者に流れたお金を
どう回すか考えれば
良いわけです
たとえば
介護に携わって下さっておられる
現場のスタッフさんのお給料に
どっと流せば良いじゃないですか
介護スタッフさんの
あまりの低賃金も
社会問題化してるわけだし
こうやって
お給料が上がれば
現役の介護士さんも報われ
人材不足と言われている
この業界にも
少しは人員が増えるかも
しれませんし
お給料が上がれば
消費も見込めます
消費を促すには
将来的な不安を
取り除くことも必要ですが
とりあえず
回す工夫をしないと
始まりません
それとですね
回すにはエネルギーが
必要ですから
それこそ
政治が政府が
法や制度で
回すエネルギーを
与えてあげなくては
いけないと思うんですね
デクノボーが
好き勝手なことを
言っていますが…
川の水だってそう
流れ着いた先にたまれば
水は淀むし
やがて堤防も決壊します
いかに抜き
逃がすかです
そうすればまた
川も水も健全化し
流れた水はまた
有効に働き始めるのです
お金の淀みを
いかにして
解消して行くか
各所各所で
ひとつずつ
取り組んで行って
欲しいものですね
